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【超わかる分析シリーズ】 間違い電話。そのカラクリを解き明かす!


我が街にある昔ながらの電器屋さんと、当店の電話番号が酷似していて、
たまに間違い電話がかってくる。

「○○○ はん?」 「○○○さん でっか?」 「○○○さん でんな?」 

こんな感じ。きまって年配の方だ。
長年、この店と取引し、信頼しきっているという様子が伝わってくる。
そんな方々とのやり取りから、「なぜ、間違えるのか?」 が判明したことがあった。

何度もかけてきて、→ 「おかしいなあ……。07444 …やろ? それから~」 と云うのだ。

「ちょっと、待ってくれ」 である。

桜井市は随分前に市外局番が、「07444」から 「0744」 に変わっている。
つまり、こうだ。

「間違えてくるのは、○○○電器さんの、市外の古い顧客」

その方たちは、○○○電器さんのカレンダーやDMがそばにあり、
電話をかけるときは、その記載をみていると推測でき、
さらには、長年の習性で 「07444」 とやってしまうのだ。

              ◇
整理してみよう。

当   店 = 0744 - 44 - 2269  

○○○電器 = 0744 - 42 - 269?  

市外顧客  = 07444- 42 - 269?   

展   開 = 0744  4-4 2-269?  

  ∴   = 0744 - 44 - 2269  

結   果 = 「○○○さん でっか?」

               ◇

という経緯で、当店にかかってくるシステムなのだ。

私がこの構図に気づいたときの、「胸がスッ、感」 を、わかって頂けるだろうか?

               ◇

私はその瞬間、この間違い電話が好きになった。
次からは、「なぜ、ここにかけてきたか?」 を相手に親切丁寧に解説できるのであり、
一人ずつ、このカラクリに気づいていけば、やがては、この間違い電話を根絶できるのだ!

               ◇

だが、私は甘かった……。
かけてくる相手は、年寄りばかりなのだ。
せっかくの世紀の気づきも、伝わらなかったら意味がない。
そう。案外、これを電話で説明するのは困難極まるのだ。

挙句の果てに……。
ある日。うちの留守番電話にこんなメッセージが入っていた。

「○○○はん! れ、冷蔵庫が冷えへんねん! すぐ来て!! ガチャン」

私は着信時間と現在時間を交互に確認してから、天井を見上げ、

アイスが解けていく様子を思う浮かべるのだった……。





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